2ちゃんねる ★スマホ版★ ■掲示板に戻る■ 全部 1- 最新50  

■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています

『まあだだよ』〜後期・晩年黒澤全般スレ

1 :この子の名無しのお祝いに:2005/06/21(火) 00:58:58 ID:Q4VB+5UB
黒澤後期の作品は大体スレたってるので、ここで遺作のスレを立てたい。

これだけでは話もたないかもしれないので、80、90年代の後期から晩年にいたる
黒澤の特質、変化、エピソードみたいなの、あと彼の手で撮られなかった「雨あがる」
「海は見ていた」とかの話なども。
(作品自体の話は作品スレがある場合はそちらで)

2 :この子の名無しのお祝いに:2005/06/21(火) 01:36:44 ID:oj7EwBoq
老いてなお、香川京子

3 :この子の名無しのお祝いに:2005/06/21(火) 10:25:19 ID:W0FXvp/H
「まあだだよ」は、公開当時、巨匠が燃え尽きる寸前の最後の輝きと見た。
「八月の狂詩曲」や「夢」は、巨匠の抜け殻としか思えなかった。
「影武者」や「乱」は、公開当事酷評されたが、それは巨匠への大きすぎる
期待のためだったろう。(もしあれが稲垣浩名義で発表されていたら、絶賛
されたはずだぜ!?)

4 :この子の名無しのお祝いに:2005/06/21(火) 11:48:49 ID:0AUB1zga
「影武者」バッシングはひどかったなあ。

山根貞夫から、フリー・ペーパーの無名ライターまで、みんなが貶していた。
「あれだけ金をかければ見応えある映像が取れるのは当たり前だ」なんて、
酔っ払いの独り言みたいな批評が堂々と雑誌に載っていた。
大作主義とか言われて、当時勃興してきていた角川映画の商売の仕方とひとからげに扱われたりもした。
そんな中で堂々と擁護していた河原畑寧とおすぎには感心した。
おすぎの擁護論は的外れだったが。

5 :この子の名無しのお祝いに:2005/06/21(火) 12:50:20 ID:2m/LhRMK
「影武者」公開に先だって、フジテレビで「用心棒」「椿三十郎」が2週連続放映された。
その時初めて黒澤作品見て滅茶苦茶面白かったので、
それで期待して「影武者」観に行ったから、つまらなくてガッカリしたなあ。
今思えば、「影武者」も面白いんだけどね。


6 :この子の名無しのお祝いに:2005/06/21(火) 14:56:31 ID:vFMEYpVu
「まあだだよ」は海外で評判がよかったらしい。
とくに香川京子の先生(夫)への愛情がすばらしい、と。

7 :この子の名無しのお祝いに:2005/06/21(火) 15:06:40 ID:Lkp3cNrt
>>4
>そんな中で堂々と擁護していた河原畑寧とおすぎには感心した。

おすぎは東宝から金もらってたからじゃないの?

8 :この子の名無しのお祝いに:2005/06/21(火) 16:19:37 ID:Dq72AuKs
「デルスウザーラ」は
神の映画だよ

9 :この子の名無しのお祝いに:2005/06/21(火) 17:00:31 ID:Psv3c19i
影武者と乱撮った時の年齢を考えれば凄いと思う。
ルーカスやスピルバーグだってまだあの年齢じゃないし。

10 :この子の名無しのお祝いに:2005/06/21(火) 19:54:49 ID:JYiH/L12
まあだだよはひどい映画だな。
出演者同士でバカ笑いしてるだけで見てる方はちっとも面白くない。

11 :この子の名無しのお祝いに:2005/06/21(火) 22:36:17 ID:1CV61m03
まあだだよ面白いよ

12 :この子の名無しのお祝いに:2005/06/21(火) 22:54:10 ID:5M+vLo35
>とくに香川京子の先生(夫)への愛情がすばらしい、と。

こんなの妻じゃ無くて奴隷じゃないか、って単細胞な批判もあった。


13 :この子の名無しのお祝いに:2005/06/21(火) 23:24:58 ID:zvcVFN3A
まずは内田百閧読んでいただかないと、話はそれから

14 :この子の名無しのお祝いに:2005/06/21(火) 23:30:43 ID:Lkp3cNrt
「夢」の「赤富士」「鬼哭」「トンネル」はすごいなー。
「赤富士」のバクハツはまるで「モスゴジ」だし、「鬼哭」は「マタンゴ」をみてるような気になるが。
と思ったら、富士山の爆発シーンの特撮って火薬の昭ちゃんだった。

15 :この子の名無しのお祝いに:2005/06/22(水) 02:11:50 ID:oB6SD+0R
だんだん、一般大衆を対象にした娯楽映画じゃなくなってきたんだよな。
黒澤マニアや映画通にとっては意味があっても、
それ以外には理解できない退屈な作品。


16 :この子の名無しのお祝いに:2005/06/22(水) 02:14:38 ID:PqsFTxCP
黒澤明 アカデミー賞特別名誉賞受賞時

黒澤「このような賞を貰えて大変光栄に思います」
通訳にバトンタッチ
黒澤「しかし、私がこのような賞を貰えるに値するか疑問に思います」
通訳にバトンタッチ
黒澤「なぜなら私はまだ映画というものをうまく掴んでいない(笑)」
会場爆笑
黒澤「これからも素晴らしい映画を撮るために努力したいと思います」
隣にいたルーカスとスピルバーグに向かって
黒澤「ジョージ!スティーブン!」
会場に向かって
黒澤「サンキュー!」
会場スタンディングオベーション

その後、アメリカのテレビ番組に出演したスピルバーグが・・・
スピルバーグ「黒澤監督がアカデミー賞の舞台で映画というものがよく分からない
とおっしゃっていました。
80才になられても分からないのにまだ40代の私に何が分かるというのでしょう」


17 :この子の名無しのお祝いに:2005/06/22(水) 03:30:08 ID:9ciy2EiN
黎明期・・・姿三四郎〜続姿三四郎(3本)
上昇期・・・わが青春に悔なし〜醜聞(6本)
全盛期・・・羅生門〜生きものの記録(6本)
円熟期・・・蜘蛛巣城〜赤ひげ(8本)
衰退期・・・どですかでん〜乱(4本)
ボケ期・・・夢〜まあだだよ(3本)

18 :この子の名無しのお祝いに:2005/06/22(水) 03:48:43 ID:zYlu9inP
映画監督は晩年になると作品にパワーが無くなったり映画賞を獲れなくなるが
黒澤明は晩年も凄い。

「影武者」(70歳)
キネマ旬報賞 優秀作品賞
ブルーリボン賞 最優秀作品賞
毎日映画コンクール 日本映画優秀賞
報知映画賞 最優秀作品賞
優秀映画鑑賞会ベストテン 最優秀作品賞
日本映画ペンクラブ賞 優秀作品賞
カンヌ国際映画祭 グランプリ
英国アカデミー賞 監督賞 衣装デザイン賞
フランス・セザール賞 外国語作品賞
ベオグラード国際映画 最優秀芸術賞 作品賞 美術賞
ダヴィッド・デ・ドナテッロ賞 監督賞
ヴィットリオ・デ・シーカ賞
イエズス会文化センター サン・フェデーレ賞
テキサス州ヒューストン映画祭 最優秀作品賞
チリ映画祭 最優秀映画賞
イスラエル政府より 最優秀映画賞
イタリア批評家賞 最優秀監督賞
ヴェネズエラ文化映画センター 外国語作品賞

「乱」(75歳)
ブルーリボン賞 最優秀作品賞
ニューヨーク批評家協会 外国語作品賞
ロサンゼルス批評家協会 外国語作品賞 音楽賞 経歴賞
全米批評家協会 外国語作品賞 撮影賞
英国アカデミー賞 外国語作品賞 メイクアップ賞 脚色賞

19 :この子の名無しのお祝いに:2005/06/22(水) 04:07:17 ID:aLDt9PKr
>18
いや、凄いw

W.シェイクスピアがベースだから、「乱」の方がイギリスや海外うけが
いいかと思ってました。
W.Sはユダヤ嫌いだったから、イスラエルは違うでしょうけど・・。

20 :この子の名無しのお祝いに:2005/06/22(水) 14:49:12 ID:QaqJE+8X
>>17
その分類はどうかと思う。
特に衰退期については、その4本はすべて新しいことに挑戦した作品だ。
「どですかでん」初のカラー。架空の町が舞台。
「デルス・ウザーラ」初の海外作品。高所からの俯瞰カット一切なし。
「影武者」初のカラー撮影時代劇。出演者を一般公募。
「乱」屋外に巨大オープン・セット建設。セリフも効果音もない戦闘シーン。
それに続く「夢」もオムニバスだったり、
「八月の狂詩曲」では外国人スターをキャストに加えたり、
「まあだだよ」ではあえて物語から抑揚を配して、固定化した人間関係の描写に的を絞ったり、
末期の黒澤は様々な実験への野心に富んでいた。
衰退期どころか、‘実験期’とでも言うべきだろう。

>>18
「影武者」の各賞受賞については、‘名誉賞’的な意味合いが強いんじゃないか。
自殺未遂して、その後は小品を撮っていた巨匠の、久々の時代劇大作ということで。

21 :この子の名無しのお祝いに:2005/06/22(水) 20:19:29 ID:qI02fga+
「まあだだよ」ラスト近く。
宴の最中、主人公の体調が悪くなり、一同あわてふためく。
平然と飲み食いを続けてる小林に所ジョージが
「このクソ坊主!」
で、この後の小林のセリフが良かった。

「慌てるな。まだ俺の出番じゃない。」

22 :この子の名無しのお祝いに:2005/06/22(水) 20:20:52 ID:qI02fga+
小林ってのは小林亜星です。

23 :この子の名無しのお祝いに:2005/06/22(水) 21:54:40 ID:XTLdjq0C
結局長生きしただけのものは撮ってるってことかなあ。

小津スレでもいわれてたように、小津は映画の衰退期にあって、60年代以降も
おんなじスタイルで撮れたかどうか。ちょうどいいときに亡くなったんじゃないか
という人もいる。

逆に溝口健二なんかはまさに絶頂期に死んじゃった感じだけど。
成瀬巳喜男はよくわからんが・・・

24 :この子の名無しのお祝いに:2005/06/22(水) 22:15:18 ID:plKkbOJi
>>20
「八月〜」はハリウッド・スターのリチャード・ギアがあまりにも普通で自然に溶け込んでて驚嘆したよ。


25 :この子の名無しのお祝いに:2005/06/23(木) 02:11:02 ID:A5yw0sTI
>>17
円熟期までは同意。
どですかでん〜乱は老熟期だと思う。

26 :この子の名無しのお祝いに:2005/06/23(木) 14:10:52 ID:57bFrS1J
>富士山の爆発シーンの特撮って火薬の昭ちゃんだった。

ILMです。


27 :この子の名無しのお祝いに:2005/06/23(木) 19:53:50 ID:9d1+PC/X
>>26
昭ちゃんだよ

28 :この子の名無しのお祝いに:2005/06/23(木) 20:16:50 ID:57bFrS1J
>>27

火器担当主任 ................  チャールズ・レイ
火器担当 ................  ルーベン・ゴールドバーグ


http://www.jmdb.ne.jp/1990/dn001180.htm

29 :この子の名無しのお祝いに:2005/06/23(木) 20:19:20 ID:57bFrS1J
特撮・合成技術協力 ................ 
インダストリアル・ライト・アンドマジック社 ディビジョン・オブ・ルーカス・アーツ・エンターテインメント
(*第1話 日照雨、第6話 赤冨士 ソニー(株)(*第5話 鴉))

30 :この子の名無しのお祝いに:2005/06/23(木) 21:59:35 ID:G2UcTCvt
日本の特撮は全て幼児番組。

釈迦もキスカも夜叉ヶ池も全て幼児番組。
黒澤映画でも蜘蛛巣城や影武者は幼児番組だ。
特撮使ってるからな。
ただし夢は特撮使っていても幼児番組では無い。
特撮部分を海外(ILM)が担当してるからな。
この辺の見極めが難しい。



31 :この子の名無しのお祝いに:2005/06/24(金) 06:08:47 ID:p1FcS1Ka
どですかでん以降、黒澤の作品世界が一個人の視線から大局的傍観に変化していったんだよな。
その辺が後期作品の評価が芳しくない一因かしら。
仲代が「一度自分の作りあげた物を破壊して、新たな表現を模索していくのが真の芸術家だ」と評してたけど、その通りだと思う。
僕等、凡人には敷居が高くなってしまったけど。

32 :この子の名無しのお祝いに:2005/06/24(金) 18:14:36 ID:Yxqr8bIK
ホモジジイの色眼鏡なんぞキショイだけや

33 :この子の名無しのお祝いに:2005/06/24(金) 19:03:09 ID:HKL9cziw
「八月の狂詩曲」は好きな作品ですよ。
鮮やかな夏の景色とは正反対の、おばあちゃんの不幸な兄弟の話が
亡霊のように浮かんでいる。
多分黒澤、ホラーもいけると思う。

34 :この子の名無しのお祝いに:2005/06/24(金) 19:44:22 ID:KhDb4M34
後期黒澤というから批判的な意見が多いかと思ったら、結構
色々ありますね。

35 :この子の名無しのお祝いに:2005/06/24(金) 21:52:40 ID:nJJxL/eU
>>29
あそこは自分でやったって中野昭慶がインタビューで言ってた希ガス。
いわれてみれば、東宝っぽい画面だよね。


36 :この子の名無しのお祝いに:2005/06/26(日) 05:12:33 ID:zBuxwZwe
>>33
俺はカラーから入ったんですが、当時ハリウッドやTVでやるような作品しか
知らなかったので、八月の狂詩曲を観て黒澤監督の作品世界に違和感を
覚えました。間もなく、それは凄さの実感へと変わりましたが、
監督のコメント「ああ、あれ(八月の狂詩曲)ね。あれはあっさり撮ったから」
を聞いて「手抜き!?」と愕然としました(爆。
まあ、それは勘違いでしたが。

>>多分黒澤、ホラーもいける
あそこの森のシーンは雰囲気ありますよね。

37 :この子の名無しのお祝いに:2005/06/27(月) 19:43:01 ID:JMdeExpP
age

38 :この子の名無しのお祝いに:2005/06/28(火) 17:06:29 ID:BTk+d8Y5
 映画「男はつらいよ」シリーズのおいちゃん役など、
名脇役として知られた俳優の松村達雄(まつむら・たつお)さんが18日、
心不全のため死去していたことが28日分かった。
90歳。横浜市出身。


http://www.sanspo.com/sokuho/0628sokuho027.html
http://flash24.kyodo.co.jp/?MID=RANDOM&PG=FLASH

39 :この子の名無しのお祝いに:2005/06/28(火) 17:08:45 ID:hbqITNxI
>>30
スレ違いだが...
蜘蛛巣城のラストで三船が弓から逃げ惑うシーンは、大学の弓道部から達人
を集めて実際に矢を放ったそうな。コワ〜〜。

ところで、カラー作品では「どですがでん」が唯一の秀作だと思うけど。
後は、「まあだだよ」も悪くないけど冗長な感は否めない。
残りのカラー作品は「八月〜」以外は凡作。

「八月の狂詩曲」は、NHKの中学生日記レベル。途中で何度も席を立とうと思った
が、最後まで見てしまい、映画館へ見に行った事を本当に後悔した。テレビ画面
で見れば印象が変わるかもしれないが。

40 :この子の名無しのお祝いに:2005/06/28(火) 18:44:19 ID:tL5FgFgq
「八月の狂詩曲」は、高校の美術教師が授業時間を使って観せてくれた。ラストで
傘が開いて「野薔薇」が流れるところが芸術家としての真骨頂を示している、とか
言っていた。普通に面白い映画だと思った。
大学生の時にDVDがリリースされて二、三年ぶりに観てみると、説教臭くて出来
が悪い気がした。しかし半年くらいおいて再び観てみた時、映画全編を貫く純粋さ
に激しい感動を覚えて好きになった。しばらくはまった。
今では、あれだけ率直な純粋な映画は、それだけで存在価値があるような気がして
いる。だってそういう映画あまりないからね。

41 :この子の名無しのお祝いに:2005/06/28(火) 20:19:56 ID:iAWlXxFl
「夢」から後の作品て、どっかそれまでになかったやさしさが感じられるな
黒澤が年をとったのと、本多といっしょに山本門下で楽しかった若い頃を思い出してたのかな

42 :この子の名無しのお祝いに:2005/06/28(火) 23:37:03 ID:hbqITNxI
松村達雄死去
http://www.yomiuri.co.jp/entertainment/news/20050628it11.htm

合掌...

43 :この子の名無しのお祝いに:2005/06/29(水) 00:30:31 ID:Mg7UunJ3
>それまでになかったやさしさが感じられるな

「それまでになかった」かなあ?
「用心棒」みたいな殺伐とした作品にでさえ
黒澤映画には終止一貫して流れてる優しさがあると思うけど。

>「八月の狂詩曲」は、NHKの中学生日記レベル。

少なくとも、映像の密度において「中学生日記」と比較するのは
黒澤に失礼だな。
それに「中学生日記」で被爆者の慰霊碑に水をかけるような演出はしないな。


44 :この子の名無しのお祝いに:2005/06/29(水) 00:49:22 ID:NRdJ/QRx
中学生日記に過剰反応してるのが笑えるw

45 :この子の名無しのお祝いに:2005/06/29(水) 01:07:54 ID:dQ3GFr6m
笑い茸でも食ったのか

46 :この子の名無しのお祝いに:2005/06/29(水) 01:41:25 ID:aAGoWaIe
晩年作は黒澤がTV観ながら人選した感じ、所とか亜星とか・・
それがイイのか悪いのか・・・

坂東英二のオマワリ出たときマリオン映画館笑い漏れたけど
何か出落ちっぽくて違和感あったなあ。

47 :この子の名無しのお祝いに:2005/06/29(水) 01:50:56 ID:ypIHqC/Z
>>46
>晩年作は黒澤がTV観ながら人選した感じ、

いかりや長介の俳優デビューも「夢」

48 :この子の名無しのお祝いに:2005/06/29(水) 02:03:26 ID:PgNXFxpp
いかりや長介は、それ以前から(「全員集合!」が終了してから)、
いろいろなTVドラマに出ていたんで、「夢」が俳優デビュー作じゃない。
松竹のドリフターズ映画でも、けっこう泣かせる役をやっていたんだし。

黒澤は昔から「虎の尾を」でエノケンを出したり、「どですかでん」で三波伸介を出したり、
コメディアン好きだった。
森繁久弥とも仕事を従っていた。

49 :この子の名無しのお祝いに:2005/06/29(水) 02:04:55 ID:PgNXFxpp
森繁久弥とも仕事をしたがっていた。だった。

50 :この子の名無しのお祝いに:2005/06/29(水) 02:53:23 ID:ypIHqC/Z
>>48
そうだね、失礼。
調べてみたら、いかりやはいわゆるドリフ映画以外でも少し映画に出演してるんだ。
映画でシリアスな役は最初だと言うべきだった。

51 :この子の名無しのお祝いに:2005/06/29(水) 03:20:31 ID:J13lecb6
>>46
市川崑や吉田喜重もTVを見て「あの人はいいな」と使うことが多いらしい。

黒澤は、所ジョージについてはあんまり厳しくしなかったみたいね。自分が好きで
キャスティングしたものの、所詮はTVタレントで本職の俳優じゃないし、厳しくして
も何も出てこないと分かっていたのだろう。

後期については、現場の厳しさ・創意工夫の大変さだけが思い浮かぶ。なんだか凄いことを
やってるとは思うのだが、せめてカラー時代(50年代後半〜60年代)の大映京
都で撮っていれば・・・。

52 :この子の名無しのお祝いに:2005/06/29(水) 05:03:05 ID:Mg7UunJ3
そして時間も夜11時頃になると、メインのスタッフの方々は
「じゃあ吉岡、頼んだよ」と言って次々に帰っていく。
気がつけば残ったのは僕1人で「じゃあ吉岡、ちょっと飲んでいけ」と
黒澤監督と2人だけで飲むことになった。
その席では「仕事やっててお前みたいなヤツはいじめられてないか?
いじめられたらいつでも言うんだよ」なんて話から、
「今の日本の映画は元気がないけれど、これからは君たちが頑張っていかなくちゃいけないんだよ」
「元気がないのは映画会社だけなんだよ」なんて話まで、23〜24歳くらいの若造の僕ごときに
一生懸命話してくた。それが心から嬉しかった。
そして「泊まっていけ」と勧められたけど、翌日も撮影があったのでお断りして帰った。
その後、幸いにして僕はいじめられたりすることはなかったので、
黒澤監督に言いつけることはなかった。

2005年5月28日の放送
http://www.avanti-web.com/pastdata/20050528.html

53 :この子の名無しのお祝いに:2005/06/29(水) 07:43:57 ID:bWNT67to
「まあだだよ」に桜金造も出ていた

所ジョージがいっていたが、松村達雄さんは黒澤に徹底的にシゴかれて弱ってしまい
老け込んで、自然に老人を演じられるようになったとか

54 :この子の名無しのお祝いに:2005/06/29(水) 08:27:15 ID:dQ3GFr6m
松村達雄は黒澤が亡くなった時のコメントで
「これでもう誰も叱ってくれる人がいなくなってしまった」
と言ってたよね。

55 :この子の名無しのお祝いに:2005/06/29(水) 09:07:22 ID:KiRvhR4k
松村は『どですかでん』のときに、「とてもやり易かった」といったコメントを
していた気がする。『まあだだよ』では芸風をはずれる人格者を演じるのに
無理があったのか。

56 :この子の名無しのお祝いに:2005/06/29(水) 10:10:29 ID:uU0dLcPR
『まあだだよ』で松村さんを知ったから、それまでむしろ悪役というか、嫌な奴の役が多かったってのが意外だ。
この作品以降は好々爺の役ばかりお見かけしたから、本人のイメージも百けん役を転機にして変わったってことかな。
大好きな俳優さんでした。ご冥福をお祈りいたします。

57 :黒澤は低学歴:2005/06/29(水) 15:48:43 ID:K6V02tql
どですかでんは、みてのとおりオゲレツ部落の話です。
貧乏で怠惰でどうしようもない奴らの集まりですが、
山周は”彼らこそが越えていく者だ”というテーマを
持ちながら怒りのもとに描いています。黒澤の場合、部落を
擬魑化、魔女化し、フェリー二の影響なのかしりませんが、
一つのエキザイルによる楽園のようにみせている。
”ならず者道”というものを
一つのスタイルとしてカムアウトさせているわけです。
この人ヤクザに関しては否定的なのに、なんで駄目に関しては
ひらけているんですかね。私は苛立ちます。

黒澤って駄目な人だったんだなあ、とあらためて感じさせる
映画です。

Amazon.co.jp: DVD: どですかでん
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B00007FOVK/ref=ase_citw-22/249-6911561-2008316

58 :黒澤は低学歴:2005/06/29(水) 15:56:26 ID:K6V02tql
私も映画は好きなんだが、それでもいつも
つきまとわれる考えがあって、それは
「映画は小説の読めないバカのためにあるのではないだろうか」
ということなんですね。黒澤は知性は高くても低学歴だし
あんまし頭良くないから、やっぱ「これだったら小説でいいんじゃない?」
となってしまうことが多いんですね。芥川も山周も、賢い人だし
完成度の高い作品を書くから、いまさら黒澤がどうこうできない。

黒澤映画の最大の持ち味といっていいのは、
島崎藤村の「破壊」の延長線上にあるあの、
”カミングアウト””心の中にある抑圧された感情の発奮”
というものをサビにしているところですよね。
黒澤の活躍した時代に彼の映画をみて登場人物の激情に
はっと打たれた人はいたに違いないが、現在みてみると
うざいんですよ。なんか人間ってものをなめてる気がするんです。

Amazon.co.jp: DVD: どですかでん
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B00007FOVK/ref=ase_citw-22/249-6911561-2008316

59 :この子の名無しのお祝いに:2005/06/29(水) 16:12:53 ID:9eYmpdGt
>>56
「男はつらいよ」を見てないの?
松村さんは昔から幅広い役をこなす人だったよ。
http://www.jmdb.ne.jp/person/p0186670.htm

60 :この子の名無しのお祝いに:2005/06/29(水) 18:33:29 ID:aAGoWaIe
松村っつあんも
自分の事全然知らん>56みたいな奴に
大好きでした、ご冥福を、と言われてもねえ・・・

61 :この子の名無しのお祝いに:2005/06/29(水) 18:54:00 ID:Bd0Ajonq
>>17
のボケ期には笑った。これを書きたかっただけちゃうんかと。

62 :56:2005/06/29(水) 22:10:25 ID:4DTUK1D1
>>59 >>60
どうも失礼しました。『まあだだよ』の後は人のいい老人役というイメージが強くなったってことが言いたかったんです。
それまでは、59が言うように善人役も悪人役もこなす人って感じだったから。『古畑任三郎』の犯人役も、善人だったし。

63 :この子の名無しのお祝いに:2005/06/29(水) 22:39:00 ID:H4P3vB7f
黒澤監督がコメディアンを起用したときには、
テレビで見せているのと同じキャラクターで使ってるね。
だから他の俳優の場合と違って、ダメ出しが少ないんだと思う。
いかりや長介なんて、角を生やして「鬼」の役やってたんだから
コントでやってきたことと同じことをすれば良かったんだろうな。

64 :この子の名無しのお祝いに:2005/06/29(水) 23:21:37 ID:4DTUK1D1
いかりやの場合、同じキャラクターっていうかなw
でも、コメディアンの最盛期を過ぎた人の起用が多いと思う。一種のペーソスを出すためか、単純に人気のある時の
ブッキングが難しいためか。
『七人の侍』の農民役を古川ロッパに依頼して、再三のオファーにも拘らず断られてるんだよね。

65 :この子の名無しのお祝いに:2005/06/30(木) 00:22:40 ID:P7M42Eh0
コメディアンを起用するのって、師の山本監督の影響もあるのでは。
なんてったってエノケン映画の巨匠だったから。

66 :この子の名無しのお祝いに:2005/06/30(木) 01:26:36 ID:hJDNyJEY
黒澤の起用の仕方はむしろ内田吐夢に近いと思う。
ロッパや鎌足の影響も大きいと思うが。

67 :この子の名無しのお祝いに:2005/06/30(木) 10:02:06 ID:S9kaN+v/
松村達雄さんお亡くなりになりましたね。合掌。
唯一の主演作「まあだだよ」
でも、ありゃミスキャストだな。百間先生は違うだろ。

68 :この子の名無しのお祝いに:2005/06/30(木) 10:19:40 ID:hJDNyJEY
黒澤の脳内百間像(自分の理想像)だから…
実像に合わせるなら、勝見庸太郎あたりが仏頂面して演るのがいいんだけど。

69 :この子の名無しのお祝いに:2005/06/30(木) 13:47:47 ID:EiPwXAGK
>67
役名は「先生」。表札には「内田」とあったかもしれん。
百間先生のネガティブな部分は、意識的に無視したと思われ。

70 :この子の名無しのお祝いに:2005/06/30(木) 15:21:59 ID:dBkOCEUQ
百閧ェ例の騒動で法政の教授を辞める前に法政の予科に入っているんだね

71 :この子の名無しのお祝いに:2005/06/30(木) 18:42:40 ID:W7htzkrU
>でも、ありゃミスキャストだな。百間先生は違うだろ。

誰がやろうが、ケチをつける人はケチをつける。

ちなみに元弟子のこの映画の感想は
「年取ってからの部分はそっくり」

72 :この子の名無しのお祝いに:2005/06/30(木) 20:58:40 ID:hJDNyJEY
まあ似ていないところがあったという事だよな、それは。

> ケチをつける人はケチをつける。

君のことかな。

73 :この子の名無しのお祝いに:2005/06/30(木) 22:00:11 ID:FhlaXhTS
アゲ

74 :この子の名無しのお祝いに:2005/07/01(金) 01:34:05 ID:YrgdgyjB
何と言うか、実像に合わせ過ぎるのもエンタンーテイメント性が落ちる
と思いますが、いかがでしょうか。
実像はそれなりのモチーフになればよく、絶対的なベースにする必要は
ないでしょう。芸術性の高い映画でも面白さの追求や脚色はあった方が
いいと思いますし、興行的にも。

ソースに関する議論は、三国志演義派と正史派の不毛な議論に似てる気がします。
素人なりの意見ですが。

75 :この子の名無しのお祝いに:2005/07/01(金) 07:07:04 ID:3PUfHxJt
それについては、堀川弘通の批評が面白いですね。

76 :この子の名無しのお祝いに:2005/07/01(金) 09:40:08 ID:YrgdgyjB
>>75
実像・史実 vs 脚色・エンターテイメント
どちらを重視すべきかという考察ですか?

もしよろしければ文献など教えてください。

77 :この子の名無しのお祝いに:2005/07/01(金) 10:06:31 ID:q561EE5N
閧セよ

78 :この子の名無しのお祝いに:2005/07/01(金) 10:25:20 ID:eY+p/hkd
>>76
そんな大げさな話じゃなくて、「評伝黒澤明」で、
晩年の映画は黒沢さんの私映画で、「まあだだよ」の百間像は、
歳取った現在もああやって廻りに慕われたいという黒沢さんの願望だ、と書いている。

宴会シーンには若い頃のロケの後の宴会騒ぎが反映されているようだし。
フォークダンス踊ったり

79 :この子の名無しのお祝いに:2005/07/01(金) 10:46:11 ID:x8Knqzs8
晩年には神様扱いするような世代しか居なくて寂しかったのかね。
だからといって一人よがりな映画を作られてもな。
オヤジになると若いモンのギャグやノリに付いていけなくて
凄く寂しい思いなのは俺もよく判るがw

80 :この子の名無しのお祝いに:2005/07/01(金) 14:41:31 ID:ibmWKZtM
>堀川弘通の批評が面白いですね。

そうか?
あの本は、彼が助監督でついてた時代の作品の裏話とかは面白いけど
「批評」なんてレベルのもんじゃないぞ。
中村絋子のチャイコフスキーコンクール本レベルだよ。

>>78
そういう部分もあるけど、非常に一面的な見方。
アレには、黒澤の自分の恩師への思いも反映されてるわけだ。
堀川は黒澤に近い立場にいた分客観的な見方ができなくなってる部分がかなりある。

>一人よがりな映画を作られてもな。

俺は晩年の作品の方が「好き」だけどね。
一般的な娯楽映画を期待する立場からするとそう思えるかもな。

81 :この子の名無しのお祝いに:2005/07/01(金) 17:20:56 ID:lfyhObjO
>>80
なかなか胴衣。

>黒澤の自分の恩師への思いも反映されてるわけだ。

山本嘉次郎のこと?
つまり、生徒には黒澤や本多自身が投影されているということね。

82 :この子の名無しのお祝いに:2005/07/01(金) 18:19:31 ID:QRAJlx9Q
黒澤は、自分には生涯の師が三人いたと発言してる。山本嘉次郎、尋常小学校(?)の立川先生、兄の丙吾。
その人たちへの愛情も含まれてるんだろうね。公開時、現代教育を批判してたし。
あと、亡くなった奥さんへの愛や、次第に少なくなってゆく友への思いも映画にしたかったのだと思う。
師弟愛、夫婦愛、友情を描くのに最適なフォーマットとしてあの世界観を選んだんでしょう。
少なくとも、黒澤は伝記やメモワール映画を作りたかったわけではないだろう。

83 :この子の名無しのお祝いに:2005/07/01(金) 18:50:23 ID:IMD/KBP+
>夫婦愛
香川京子に四季の移り変わりのシーンの撮影の時に
「ここはラブシーンです」
「先生は困った人だったけど、その先生を奥さんはとても愛してたんでしょうね」
>友情
先生が倒れて、家に送って行った弟子達が酒を酌み交わすシーン。
寺尾たちに「このシーンが撮りたくてこの映画を撮ったんだからね」

所が「布団が足りなくて寒くはないですか?」と問う奥さんに
「お酒があれば大丈夫」と答えるのは
「失礼だよね。でもこういう失礼なことを言える関係ってうらやましい」

84 :この子の名無しのお祝いに:2005/07/01(金) 23:16:54 ID:eY+p/hkd
>>83
> >夫婦愛
> 「先生は困った人だったけど、その先生を奥さんはとても愛してたんでしょうね」

つーか、あれは内縁の妻ですけどね。正妻は別にいるから。
正妻とその子供はほったらかし(w

85 :この子の名無しのお祝いに:2005/07/02(土) 08:47:11 ID:wFpkQipC
>>80
> 堀川は黒澤に近い立場にいた分客観的な見方ができなくなってる部分がかなりある。

例えば?

86 :この子の名無しのお祝いに:2005/07/02(土) 18:15:03 ID:HryjKO3b
「まあだだよ」を面白いと思ってくれてる人が、意外に多くて嬉しい。
亡くなった松村氏も本望でしょう。

87 :この子の名無しのお祝いに:2005/07/02(土) 19:20:43 ID:xZ+b/7u3
堀川って「七人の侍」のリメイク作ってたよな。

























小学生を使って(W

88 :この子の名無しのお祝いに:2005/07/03(日) 07:58:11 ID:bmSUxrFl
>>84
リアル百關謳カを描いた映画じゃないんだが

89 :この子の名無しのお祝いに:2005/07/04(月) 17:14:18 ID:lkqsani8
アゲ

90 :この子の名無しのお祝いに:2005/07/04(月) 19:44:57 ID:c76z5Au2
黒澤映画をビジュアル的な面から見てみると
モノクロのころは、あきらかに動の部分が際立っていると感じた。
もちろん映画に対するエネルギーもほとばしっていたからのことだろうけど。
カラーになってからは段々に絵としての静の部分が増えてきたような気がする。
そのへんがメリハリよく融合してたのが「影武者」あたりが最後だと思ってる。
「乱」以降はもう絵を描きまくりって具合でしょうか。
映画なのだけど絵画みたいなもの。
「夢」なんてその最たるもののような気がする。
元来画家志望だったから意識してたなんてことはないのだろうけどね。
自然とそうなったのでしょうか。

91 :この子の名無しのお祝いに:2005/07/04(月) 20:44:17 ID:HQX7LHmZ
区切るなら「乱」の後ろじゃない?
その後は資金不足の影響が大きい。

92 :この子の名無しのお祝いに:2005/07/04(月) 21:32:34 ID:XpdbFWQb
>>58
黒澤は低学歴

たしか中卒じゃなかったっけ?

93 :この子の名無しのお祝いに:2005/07/04(月) 21:37:14 ID:c76z5Au2
たしかに製作的な側面だと「乱」で一区切りってことでしょうが
映像作家としての見方は「乱」以降があきらかに違って見えてしまうのです。
「影武者」にも連続した動きの中を切り取るというより、フレームの中に
きっちり収めて作りこむというシーンがいくつもあるんですが
まだ、フレームからはみ出てしまうようなダイナミズム(動)が
強く感じられた作品だと思うのです。
「乱」においては、そのへんがすっかりなくなったような印象なのです。
もちろんテーマや視点も違うので比べようのないところもありますが。
黒澤映画に触れたのが「用心棒」や「七人の侍」からだったので
一抹の寂しさみたいなものを感じたのを記憶しています。

惜しむらくは、晩年に1作でいいから動的な活劇を
ぜひ撮ってほしかったです。

94 :この子の名無しのお祝いに:2005/07/04(月) 21:37:53 ID:G1ZjHhfO
まあ旧制だからね、今の高卒くらい。
同世代の映画監督で大学出は多くは無いでしょう。

95 :この子の名無しのお祝いに:2005/07/04(月) 21:44:36 ID:HQX7LHmZ
>>93
監督主義的に監督に何もかも帰するんじゃなくて、
キャメラマンにも注目のこと。


96 :この子の名無しのお祝いに:2005/07/05(火) 04:51:40 ID:luJwFywr
>>91
そういうことよくも恥も外聞もなく言えるもんだ。
「乱」と次作の「夢」は、後者の方が予算は多い。
いいかげんなことを言うな。
さらしage


97 :この子の名無しのお祝いに:2005/07/05(火) 06:49:42 ID:XE1neAtd
>>95
<黒澤組の撮影>
三村明「姿三四郎」--小原譲治「一番美しく」--伊藤武夫「続姿三四郎」--
中井朝一「わが青春に悔なし」「素晴らしき日曜日」--伊藤武夫「酔いどれ天使」--
相坂操一「静かなる決闘」--中井朝一「野良犬」--生方敏夫「醜聞」--宮川一夫「羅生門」--
生方敏夫「白痴」--伊藤武夫「虎の尾を踏む男たち」(完成は45年 公開は52年)--
中井朝一「生きる」「七人の侍」「生きものの記録」「蜘蛛巣城」--
山崎市雄「どん底」「隠し砦の三悪人」--逢沢譲「悪い奴ほどよく眠る」--宮川一夫「用心棒」--
小泉福造・斎藤孝雄「椿三十郎」--中井朝一・斎藤孝雄「天国と地獄」「赤ひげ」--
福沢康道・斎藤孝雄「どですかでん」--中井朝一他「デルス・ウザーラ」--
斎藤孝雄・上田正治「影武者」(撮影協力 中井朝一・宮川一夫)「乱」(撮影協力 中井朝一)
「夢」(撮影協力 原一民)「八月の狂詩曲」「まあだだよ」

98 :この子の名無しのお祝いに:2005/07/05(火) 06:54:48 ID:XE1neAtd
年代順に並べてみると、社内のローテーションもあったのだろうが、中期
までは結構撮影技師が変わっている。
その中でもやはり最も信頼していたのは中井朝一、正式には2本だけだが宮川一夫であろうか?
また「椿三十郎」以降はほとんど斎藤孝雄の名がある。

「影武者」以降は斎藤・上田コンビにお任せ。この時期の黒澤は「映画よりも
自分で描いた絵コンテの方が面白い」と揶揄されていた頃だったのだが、斎藤・上田も
絵コンテのイメージに拘束され苦しかったのかもしれない。
その中では完璧な仕事ではあるのだろうが・・・。
ちなみに、「影武者」以降の照明は一貫して佐野武治が努めている。

99 :この子の名無しのお祝いに:2005/07/05(火) 07:18:19 ID:XE1neAtd
ついで。松山善三の監督した実質的な黒澤リスペクト作品「虹の橋」では、
撮影=斎藤孝雄、照明=佐野武治、美術=村木与四郎。
小泉堯史の「雨あがる」では、撮影=上田正治(撮影協力=斎藤孝雄)、
照明=佐野武治、美術=村木与四郎となっている。これは限られた撮影条件で大変だったよ
うですが、こじんまりとした中で立派に時代劇していたのは感服しました。

斎藤さんも上田さんも、実は黒澤作品を含めても、本編の仕事は余り多くない。
斎藤さんは三船プロ等のTV映画が多かったし、上田さんもTVを結構
やっているらしい(「はぐれ刑事純情派」で名前をお見掛けしたことがある)
合間にCMとかPR映画とかの類もやってたんでしょうか? 
フィルモグラフィーを見ると、まさに黒澤に捧げた職業人生だったようにも
思えてくる・・・(三船主演のTV映画をよく撮っていた斎藤さんは、三船にも捧げたかな?)

斎藤孝雄
ttp://www.jmdb.ne.jp/person/p0130400.htm
上田正治
ttp://www.jmdb.ne.jp/person/p0192480.htm

100 :この子の名無しのお祝いに:2005/07/05(火) 08:15:19 ID:mGmB/KCt
>>98
> その中では完璧な仕事ではあるのだろうが・・・。

「夢」を久しぶりに見たけど、到底そうは思えなかった。
ああいう映画でハッとさせられるショットがないのはつらい…
美術、衣装、演出はいいのだが、カメラが凡庸。


101 :この子の名無しのお祝いに:2005/07/05(火) 09:49:45 ID:o/jsZylk
自分ももういい歳になってボケた親の面倒も見てる。
久しぶりにボケ期の「夢」「まあだだよ」を偶然見て、
昔はこの作品を見て新たな試みや人を突き動かす力を何も感じず、
ただ黒澤老いたりと失望したんだよなぁとしみじみ思った。


102 :この子の名無しのお祝いに:2005/07/05(火) 13:38:28 ID:fkPTxwEX
「夢」「まあだだよ」はボケ老人の脳内トリップ映画として、
麻薬のような効き目があると感じたけどな。
特に「まあだだよ」のラストシーンを見た時は、
「あーっ、黒澤はもう(あの世に)イッちゃってるんだな」と思って、
「2001年宇宙の旅」なみの衝撃を受けた。
もう一度戻ろうと思って企画したのが「雨あがる」「海がみていた」じゃなかったろうか。
戻らぬままにイッしまったことは、晩節を汚さないことになって、かえって良かったのかも。

103 :この子の名無しのお祝いに:2005/07/05(火) 15:41:13 ID:J4bpkMPN
>>97

本来「七人の侍」以降はマルチカム撮影だから撮影にクレジットされてるのが
一人だけというのはおかしい。
「用心棒」にしても番屋の半助が三十郎に「口ききしてやってもいいけど」の
三船の胴体と刀、いき雄の顔がアップのカットなんて斉藤孝雄だと思うけどね。

>>カメラが凡庸。

あれが凡庸かい?
そうですか。

104 :この子の名無しのお祝いに:2005/07/05(火) 16:52:14 ID:010cxNZw
黒澤遺稿を映画化した作品に関しては公開当時に
少しばかり忸怩たる思いをもっていました。
死してなお、黒澤の才能を吸い取って商売しているように感じたのです。
黒澤映画が蘇っただの黒澤が最後に描きたかったのは純愛だっただの
実に安易な謳い文句が踊ったのも素直に見たいと思えなかった原因でした。
ソフト化して「雨あがる」だけをDVDで鑑賞しましたが
やはり作るべきではなかったのではというのが率直な感想です。
映画としては小品佳作といえる良作だと思いますが
黒澤映画という観点から見ればどうしても貧弱に見えてしまいます。
スタッフや関係者は黒澤映画を踏襲して心血注いだのでしょうが
どうしたって物足りないのです。
それほど黒澤が偉大であったことの証明ともなってしまったようです。


105 :この子の名無しのお祝いに:2005/07/05(火) 19:10:41 ID:HfZVWUAV
>この時期の黒澤は「映画よりも
自分で描いた絵コンテの方が面白い」

「七人の侍」にも詳細な絵コンテがあったらそういわれてたんだろうね。
絵コンテといっても
実際には気に入った場面を
撮影後に書いたりしたものもあるけどね。

106 :この子の名無しのお祝いに:2005/07/08(金) 11:22:33 ID:6ErUim/l
よくわからんがアゲ

107 :この子の名無しのお祝いに:2005/07/10(日) 01:23:52 ID:GqTvTsTI
「影武者」で驚いたのだが、信玄の遺骸を湖に沈める場面で、仲代が湖畔の小屋から浜辺に駆け出すシーケンスに、なんとジャンプカットが2、3回ある。
黒澤のジャンプカットってかなり珍しいのでは?

それと、このシーケンスの仲代は、まるで三船がのりうつったような科白回し。

108 :この子の名無しのお祝いに:2005/07/10(日) 03:55:47 ID:cmpZ96QV
>このシーケンスの仲代は、まるで三船がのりうつったような科白回し

自分もそう思ったけど、オープニングだってそうだよ。
仲代は二枚目で売ってるだけの俳優だと勘違いしてたけど、
無頼漢や下郎役もできるから、凄い役者だと思いましたよ。
日本を代表する役者は誰か、という事になると異論もあるようだけど。
確かそんなスレも立ってたよな。

109 :この子の名無しのお祝いに:2005/07/10(日) 09:33:42 ID:PZdb3pTN
仲代は、成瀬の映画でもいいぞ。その後の仲代からは想像がつかないが。
「女が階段を上る時」のバーの若いマネージャ小松。
千葉泰樹の「大番」の新どんもいい。二枚目だけじゃない味がある。

110 :この子の名無しのお祝いに:2005/07/11(月) 06:23:07 ID:zfEGZJHX
>>109
若い頃の仲代のルックスは本当にいいですね。
まるで加藤雅也のよう。

用心棒もかっこよかった。
三船はアップで観ると目とかの綺麗さが分かるけれども、
仲代はどこのパーツも良さげ、相当な二枚目。

中国で放映した時に、
「三船は見かけはかっこよくないけど」
とのコメントがあったのはいただけないけど。

111 :この子の名無しのお祝いに:2005/07/11(月) 11:27:38 ID:jZbt0KVv
>「三船は見かけはかっこよくないけど」
無精ヒゲや汚しの効いた衣装を指して、でしょう。
低開発国の映画スターは根拠無く小奇麗だから。

112 :この子の名無しのお祝いに:2005/07/11(月) 21:02:14 ID:KzffEgwL
というか…
ネオリアリズモのイタリアとか、黒澤の時代劇とか、
他にも豊田四郎の庶民ものとか、敗戦国の映画はジェントルマンの映画じゃない。
三船の影響を受けたマカロニウェスタンもしかり。

アメリカにも「怒りの葡萄」('39)みたいな映画があるが。

113 :この子の名無しのお祝いに:2005/07/12(火) 15:20:31 ID:4X/vX5bD
三船さんて外見はすごくかっこよいのだけれど演技は・・・だと思うんだが。
ちゃんばらはいいんだがヒューマンドラマとかやると浮きまくってる。
あの力みと気取りってやっぱり監督の演出なの?それとも黒澤監督とのやりとりで
生まれたものなの?

114 :この子の名無しのお祝いに:2005/07/12(火) 17:28:57 ID:m8Gzs3QV
>>110
仲代なら喜八作品もいいです。
「殺人狂時代」のコミカルな演技には驚いた。
あと、「斬る」も良かった。

115 :この子の名無しのお祝いに:2005/07/14(木) 19:21:05 ID:jF6+n6tE
「どですかでん」のテーマ曲が好きなんだけど、
あの映画のサントラCDって発売されてるのかな?

「きみぃ・・・プールができたよ」 ぐぅうぉわ〜ん〜

116 :この子の名無しのお祝いに:2005/07/14(木) 19:52:50 ID:sGsR2v6a
俺はビクターから出てたCD(サントラ音源)とワーナーのアダムス盤を持ってるが、
後者なら手に入るようだ。

http://shopping.yahoo.co.jp/search?p=WPCS
5090&cspid=2075732312&first=1

117 :この子の名無しのお祝いに:2005/07/14(木) 20:05:20 ID:rHTaLJ9T
>>115
東宝ミュージック

118 :この子の名無しのお祝いに:2005/07/14(木) 20:05:22 ID:sGsR2v6a
「影武者」はアメリカでDVDがちょうど出たところで、評価がまた上がったようだ。
ところで、本多猪四郎率いるB班が演出したフッテージも多いはず。
たとえば三人の間者が岩の上から顔を出しているところなどは本多演出に見える。
仲代のシーンにさすがに本多はあまりかかわっていないと思うが、それでも
仲代が馬にのって陽気に兵隊たちの前を駆け抜けるところは、どうも黒澤らしくない構図のような気がする。
むしろ「サンダ対ガイラ」で山中を行く自衛隊のシーンにふいんきが似ていると思うのは気のせいだろうか。


119 :この子の名無しのお祝いに:2005/07/15(金) 19:12:42 ID:7f5xbEqN
>116 >117
ありがとうございます。

120 :この子の名無しのお祝いに:2005/07/15(金) 19:48:33 ID:mcU2YcBd
>どうも黒澤らしくない構図のような気がする。

黒澤の絵コンテ見てごらん。


121 :この子の名無しのお祝いに:2005/07/15(金) 22:01:15 ID:20DelMQ1
>>120
>105


122 :この子の名無しのお祝いに:2005/07/16(土) 18:02:25 ID:IpClmoZT
>>121
105=120
あれは、琵琶湖ロケで黒澤自身の演出です。

123 :この子の名無しのお祝いに:2005/07/17(日) 23:20:06 ID:JWu/NPbX
>>122
どこで撮影したって、何かそういう(公式)資料があるんですか?
それともドキュメンタリーとかあるのかな

124 :この子の名無しのお祝いに:2005/07/29(金) 23:03:35 ID:vH5Ndt3S
香川京子が
イイ

125 :この子の名無しのお祝いに:2005/07/29(金) 23:52:40 ID:1XNUDcO/
香川京子ダケが
イイ

それにしても、宴会のシーンを良く見ると、ほとんど台詞が無くても
錚々たるメンバーが出演してるんだよね

126 :この子の名無しのお祝いに:2005/07/30(土) 14:43:43 ID:/MiupZKk
いき雄が
イイ

いき雄ダケが
イイ

名前が
イイ

127 :この子の名無しのお祝いに:2005/07/30(土) 15:39:16 ID:5ijhfuVL
92年、撮影当時の香川京子さんは、ちょうど還暦にあたります。
まさに今の吉永小百合と同じ年頃ですな。

128 :この子の名無しのお祝いに:2005/07/31(日) 19:00:45 ID:YoSP9NAj
わ、わしを、
季節のない街に連れてっておくれ!
六ちゃ〜ん!

129 :この子の名無しのお祝いに:2005/08/01(月) 06:46:55 ID:N2gEYEie
http://music4.2ch.net/test/read.cgi/classical/1115691601/119-

130 :この子の名無しのお祝いに:2005/08/01(月) 23:30:45 ID:Xv8wl//+
「まあだだよ」について。
主人公が倒れたのに
小林亜星が平然と飲み食いしてて
所ジョージの「このクソ坊主!」に対して
言い返すセリフが、とても良かった、と
記憶してるのだが、なんて言ったんだっけ?
「まだ俺の出番じゃない」だったかな?


131 :この子の名無しのお祝いに:2005/08/16(火) 01:51:01 ID:N3FBKRq/
「夢」って「七人の侍」の時の子役がエキストラで参加してるんすよね?


「八月の狂詩曲」以後は自己満足の世界だよな。元々あった説教臭さが
前面に出てきてうざったい。

132 :この子の名無しのお祝いに:2005/08/16(火) 04:25:37 ID:lUO9j5Xj
>「夢」って「七人の侍」の時の子役がエキストラで参加してるんすよね?

村人役やってた大部屋俳優だろ。

133 :この子の名無しのお祝いに:2005/08/16(火) 10:54:13 ID:N3FBKRq/
子役も村人には違いないが・・・・



その中の一人のおばちゃんが「センセーッ!」と監督に駆けよったん
です。誰かと思ったら『七人の侍』の村の子供の一人だったんですね。
37年ぶりの再会だったそうです。
(宮崎駿との対談より)

134 :この子の名無しのお祝いに:2005/08/16(火) 14:56:18 ID:DNbjdxbn
「夢」
タイトル・クレジットが日本語のDVD出ませんか?

135 :この子の名無しのお祝いに:2005/08/27(土) 15:09:27 ID:Dhgc2STv
LDは日本語だったのにね。
多少高くても特別版で出してくれ。

136 :この子の名無しのお祝いに:2005/09/18(日) 09:39:12 ID:tOR86orj
夢はなかなか素晴らしいと思うがな

137 :この子の名無しのお祝いに:2005/09/19(月) 03:08:23 ID:SLgcGMc4
めをさませ

138 :この子の名無しのお祝いに:2005/09/19(月) 14:51:20 ID:Cb++lFR/
>夢
狐の嫁入りは好きだ。
説教臭い話は最低最悪。

139 :この子の名無しのお祝いに:2005/09/19(月) 19:56:17 ID:SLgcGMc4
先日自伝を読み返していたら
16であっけなく死んだお姉さんの思い出が語られていた
ああ映画ででてきた女の子はこのひとのことなんだなーと

140 :この子の名無しのお祝いに:2005/10/05(水) 01:22:39 ID:yk3RrWBj
このスレ主によると黒澤作品を凌駕してるらしいですよ。
黒澤作品は飽きるほど見てるそうです
ちなみに本気の様です

クレヨンしん 戦国大合戦を海外でメジャーにするスレ
http://tv8.2ch.net/test/read.cgi/movie/1128310238/

141 :この子の名無しのお祝いに:2005/11/12(土) 23:48:08 ID:G7/Q8TJd
久々にあげ

142 :この子の名無しのお祝いに:2005/11/16(水) 00:57:40 ID:vL/1E+xO
なんで八月のオープニングが松竹の富士山なの?
あの映画って松竹となんか関係あるの?
あったとしてもそこまでおおきな出資とかしてたの

143 :この子の名無しのお祝いに:2005/11/16(水) 10:44:53 ID:KmqgYOOm
ゼネラルプロデューサが元松竹社長の奥山融じゃん。(1998に解任劇)
製作クレジットも「黒澤プロダクション=フィーチャーフィルムエンタープライズII=松竹」だし。

144 :海は見ていた:2005/11/17(木) 03:43:04 ID:9ldgBeTz
「海は見ていた」は原田美枝子、宮沢りえ(激ヤセ前の)が黒澤の立てたキャストだった。熊井版の清水美砂、遠野舞子(って名前だったけ?)よりは断然こっちのほうがよかったろうな。

145 :この子の名無しのお祝いに:2005/11/17(木) 11:10:51 ID:0/6l6x2Z
で、美枝子が脱いでたら最高だった罠

146 :この子の名無しのお祝いに:2005/11/17(木) 19:48:56 ID:M2jDa0fk
>>142
それより「白痴」が何で富士山じゃないんだ?


スレ違いすまぬ。

147 :ななしスクリーン:2005/12/24(土) 22:00:43 ID:z5FleAGX
>>地球儀に西暦がでるやつですか?
戦前、戦後のオープニングいろいろバージョンあるみたい・・・
つぶれた大船のシネマワールドでいくつか見たことあるよ
ちなみに「まあだだよ」は黒澤作品で唯一封切り時に見た映画です。
前年、「七人の侍」リバイバル、監督50周年で東京のシャンテで「赤ひげ」みて
作品集ビデオ発売と自分がファンになる環境でもありましたが・・
(長々とすみません・・・)

148 :この子の名無しのお祝いに:2005/12/25(日) 01:23:46 ID:rAd01GZB
晩年、黒澤は予算つかいすぎたと思う。
予算を使うと甘えが目立ってしまう。

夢以降も誰かと脚本一緒に書くべきだった。
小国きぼんだが、若い人でもいいでしょう。
ブニュエルもカリエールと書いたのだし。

一番光っている仕事は夢の怪奇譚の雪女、死んだ兵隊、鬼
ではないでしょうか。その方面を低予算でこなしてほしかった。
一本5億くらいでつくっていれば今も存命して
オリヴィラと新作合戦をしていたでしょう。

149 :この子の名無しのお祝いに:2005/12/25(日) 01:30:09 ID:Y3zDLD4L
>>148
>一番光っている仕事は夢の怪奇譚の雪女、死んだ兵隊、鬼

兵隊と、鬼の一部は本多猪四郎の仕事だな

150 :この子の名無しのお祝いに:2005/12/25(日) 02:46:52 ID:fxTs++yb
>予算を使うと甘えが目立ってしまう。

するてえっと、何ですな、基本的に貧乏で予算を使えない日本映画は傑作ばかり
ってことですかね。

「海は見ていた」なんて明らかに金足りてないんだけど
甘えがなくて、良くなったんですかね、旦那

151 :この子の名無しのお祝いに:2005/12/25(日) 03:28:26 ID:rAd01GZB
>>150
黒澤の場合はだよ。
黒澤さんに大作はもういいでしょう。

152 :この子の名無しのお祝いに:2005/12/25(日) 05:52:55 ID:PYH3ssQG
もう死にましたので。

>>148
> 夢以降も誰かと脚本一緒に書くべきだった。

一緒にやってくれる人がいなかったんでしょう。
菊島隆三は、晩年黒澤のことを決して口にすることがなかったらしいが…


153 :ななしスクリーン:2005/12/25(日) 13:17:59 ID:9GUySmKl
>>152
黒澤と菊島の確執はよく知られているよね・・
菊島のシナリオ集で黒澤と執筆したものは黒澤
本人の許可がなかなかでなかったとか(タネ本のタイトルわすれた・・)
晩年の黒澤作品は演出補佐の本多猪四郎の役割が大きいですね。

154 :この子の名無しのお祝いに:2005/12/25(日) 13:46:22 ID:rAd01GZB
本多猪四郎はいい演出家だた。

155 :この子の名無しのお祝いに:2005/12/25(日) 15:36:25 ID:Y3zDLD4L
本多はフランスやアメリカで再評価の動きがある(シムソロとか)し、
知名度は文句ないので、これから評価も上がっていくだろう。

>晩年の黒澤作品は演出補佐の本多猪四郎の役割が大きいですね。
山本嘉次郎という人は、作品もさることながら、エノケン、高峰秀子、黒澤、本多、谷口を育てたってのが何ともすごいな。



156 :この子の名無しのお祝いに:2005/12/25(日) 21:37:11 ID:rAd01GZB
本多と黒澤の仕事する姿は感動的ですよね。
若いときカジさんの映画で一生懸命、
柱に絵の具で木目を描いた仲だった。
戦争とか映画業界の凋落とかがあったが、
二人は友情を保ち続けた。

157 :ななしスクリーン:2005/12/26(月) 21:17:10 ID:PnbTXvoG
>>156
映画業界の凋落で黒澤本人も映画を撮るのが難しい状況と
同時に先輩、仲間たち引退など周りがさびしくなっていくなかで
二人の友情があったわけですね。
本多本人も特撮以外の映画監督優れていると思うのだけれも
恥ずかしいかな特撮以外は一本もみていない・・・

158 :この子の名無しのお祝いに:2005/12/26(月) 21:37:01 ID:OjQpXbx9
>>157
>恥ずかしいかな特撮以外は一本もみていない・・・

「お嫁においで」「さらばラバウル」「太平洋の鷲」くらいかね、レンタルビデオでみつけ易いのは。
「この二人に幸あれ」「港へ来た男」「花嫁三重奏」とか見たいのだが。

159 :この子の名無しのお祝いに:2005/12/26(月) 21:54:00 ID:qeGvPeNK
>>151
映画の場合、絵作りに完全主義を求めると、どうしてもお金は掛かるよ。「小品」
にせよ、お金を掛けようと思えばいくらでも掛ける場所は出てくる。

もちろん、「ちょっとぐらいは絵が緩くてもいい」と省エネすることも不可能ではないけど、
そういう手抜きは許せない性格だったわけでしょ? 「影武者」以降は、撮影期間の割に必ずしも高いとは言
えないギャラでメインスタッフを長期間拘束して、画面にはカネを掛けるけどそ
れ以外で削れる所は削れるだけ削って撮影していたみたいだしね。

160 :この子の名無しのお祝いに:2005/12/26(月) 22:00:34 ID:eyzBY/XL
ピータンは貯金全部食いつぶしたって言ってたな

161 :この子の名無しのお祝いに:2005/12/26(月) 22:06:53 ID:qeGvPeNK
>>157
全作品は観切れていないが、自分が何本か観た印象では、残念ながら、本多
さんの本編監督としての手腕は当時の撮影所監督としては普通。
ttp://www.jmdb.ne.jp/person/p0354050.htm

「若い樹」「この二人に幸あれ」「こだまは呼んでいる」あたりはお薦めしても
いい出来だが、具体名は挙げないが誉めようが無い映画もある。
本多さん本人が悪いというより、そういう企画やホンでも撮らなくちゃいけない
立場だったんだよね。谷口千吉もそうかな?(谷口さんの場合は、マイペースなのでガツガツせずにサボってただ
けのような気もするが。あれだけ恵まれたデビューをしたのに、途中から娯楽派の中堅監督
-もちろん、その限りでは決して悪くないが-で終わってしまった)

162 :この子の名無しのお祝いに:2005/12/26(月) 22:25:43 ID:qeGvPeNK
>>161
フォローしておくと、なんでも「普通」に撮りあげるソツの無さゆえに、特撮班との連携やモブシーンの処理など、
特殊な作業過程を要求される特撮映画には最適だったとも言える。
東宝特撮が大人の鑑賞に耐え得たのも、この人がバカにせずに真面目に取り組んだお陰ですからね。

稲垣浩なども場面内での特撮や合成の使い方に違和感が無く巧かったので撮れたと思うけどね。ただ、
イナカンだと本多組よりもA級の俳優を多く使わねばならず、巨匠ゆえにスケジュールも
要求しただろうから、予算的に成立しなかっただろう。本多さんには予算やスケジュールの処理も期待されていたはずだし。
海軍経験者の松林和尚も結局はそれを期待されての戦記ものへの登板。
(和尚の場合、社長などの喜劇映画と戦記もの、という特殊なフィルモグラフィーだもんな)

>>158
怪獣映画以外にもポツポツソフト化されている作品もありますかね? 昔は浅草
東宝やスタジオamsで上映したこともありますけどね。
CS(CATV)をマメにチェックしていればたまにやってるんじゃないかな?
NECOでは記録映画「国立公園伊勢志摩」もやったことがあるみたいだし。

163 :ななしスクリーン:2005/12/26(月) 23:43:24 ID:Zv9z9bvY
>>158,161
サンクス。田舎なのでCSまめにチェックしてみます。


164 :この子の名無しのお祝いに:2005/12/26(月) 23:51:42 ID:uH4JP++y
>>162
スタンバーグの助監督やったのも本多でしたっけ?
ゴジラの非特撮の演出を見ていると
非常に繊細な演出をする人だという印象を受ける。

165 :この子の名無しのお祝いに:2005/12/26(月) 23:57:41 ID:uH4JP++y
沢村いき雄とか渡辺篤とかが影武者ならどうだろう?
藤原鎌足でもいいかな。これなら大作にしなくてもいいし。

166 :この子の名無しのお祝いに:2005/12/27(火) 00:06:03 ID:uH4JP++y
誤爆だけど、影武者の主人公に千秋実はどうだ?

167 :この子の名無しのお祝いに:2005/12/27(火) 00:43:46 ID:Hs18OhzN
>>164
フランク・シナトラ監督「勇者のみ」も演出している。
jmdbでは井上和男しか出ていないが、佐原健二が証言している。

東宝特撮映画の独特に張りつめた悲劇的な空気は本多演出独特のものだろう。

168 :ななしスクリーン:2006/01/27(金) 23:43:39 ID:u+ElPw0/
シナリオのみに終わった暴走機関車を映画化して欲しかったな〜(本多協力で)
別の監督で映画化されたのを見たあとシナリオみてこっちのほうがいいな・・


169 :この子の名無しのお祝いに:2006/01/27(金) 23:55:05 ID:51wKvGgN
>159
ただ、晩年はロングを多用としてマルチ・カメラで
ダラダラとるというスタイルだったから、やはり
その辺は浪費じゃないの。



170 :この子の名無しのお祝いに:2006/01/29(日) 03:33:44 ID:N1i8ToFm
>>168
>シナリオのみに終わった暴走機関車を映画化して欲しかったな〜(本多協力で)
ああ、それイイなあ〜

171 :この子の名無しのお祝いに:2006/03/24(金) 00:09:00 ID:LZ1dzzpX
あげ

172 :この子の名無しのお祝いに:2006/04/30(日) 02:55:58 ID:LumvRiRK
百關謳カ「みんな大切なフィギュアを見つけるといい。
見つかったらその大切なフィギュアのために努力しなさい」

173 :この子の名無しのお祝いに:2006/05/04(木) 14:33:53 ID:rensmZjw
「まあだだよ」撮影の途中に
主演の松村達雄が「もうやめたい」と弱音をはき
黒澤監督は「バカ言っちゃいかんよワハハ」と応え…
みたいなことを読んだような記憶があるんだけど、
仮に監督の演出等が厳しかったとしても
松村さんもいい大人なんだし、
こんな弱音を言ったのは例えば健康問題とか何かが
あったんだろか?

174 :この子の名無しのお祝いに:2006/05/05(金) 08:46:43 ID:+za7scU7
それは監督がいい大人じゃないから…

175 :ななしスクリーン:2006/05/17(水) 22:19:19 ID:ABA0qC+f
>>173
所ジョージには「あんたは言っても無駄だから」と所本人が
しばらくネタにしていた。それと付随して松村さんの話が
でていた。撮影が終わる頃には本当に晩年のようになっていた。
しかし、松村さんが相当高齢なのには当時びっくりした。

176 :この子の名無しのお祝いに:2006/05/17(水) 22:25:02 ID:cKV/j1H9
所ジョージって芝居上手いよね。


177 :この子の名無しのお祝いに:2006/05/17(水) 23:10:03 ID:xjQFtz79
>>166
うん。俺それすごく観たかったな。

178 :この子の名無しのお祝いに:2006/06/02(金) 16:01:27 ID:9KKu2R0X


179 :この子の名無しのお祝いに:2006/06/02(金) 17:36:51 ID:ahMVZtHs
>>175
たけしに黒沢監督は、「所は動物と同じだから、注文つけなかった」と言った
そうな。

180 :この子の名無しのお祝いに:2006/06/02(金) 18:07:31 ID:pDKOgp4Z
晩年の黒沢作品の評価について、一度読んで、それ以来、ずーっと気になっている評論がある。

それは、晩年の黒沢作品(残念ながら具体的にどれをさしているのか忘れた)を見た、ある人の、論。
その人が、晩年の黒沢作品を見た感想が「だめだな」と。「黒沢もだめになった」。
。。。ここまでは普通の人の感想と大して変わらない。

オレが気になったのは、そのあと。

この人、「黒沢もだめになった」と思ってたんだけど、作品鑑賞後、数年して自分も老境にはいって「ボケ」がまだらに
現実の世界に入り始めた。現実と夢うつつが交錯する世界。で、そのときにその人が「あっ」と気がついたのが、
「黒沢の晩年のあの作品はこの状態を『リアリズム』で表現したんだ」。

そこでこの人が戦慄した。やはり、黒沢はすごかった。・・・という話。

俺はまだ痴呆になったことがないから、この老いの「現場レポート」で言われてる状況が正しいかどうか
検証はできないんだが、この話が、ずーっと心に引っかかってる。

老いの一方通行路を逆行して作品に仕上げていたのだとしたら、黒沢はやはり最後の最後まで巨匠だった、
ということになるし、そうでなければ、単に晩節を汚しただけ。
これについて、すごく気になり続けて、結論がいまだにでていない。


181 :この子の名無しのお祝いに:2006/06/03(土) 00:10:59 ID:JmYroWDH
堀川の言っている「プライベート映画」ってのもそういうことでしょう?

182 :ななしスクリーン:2006/06/03(土) 21:45:23 ID:OQ2UaRE0
たけしはそれを徹底したほうが作品に面白みが出るが「黒澤さんはボケた」
と言われるのを恐れていて中途半端に・・・そんな意味合いでと書いていたな。
晩年の3作品は完全に黒澤本人とかぶるんだよね。
三船を抹殺した70年代、三船の幻影(影武者)を追う80年代、そして晩年は
黒澤本人が題材に・・・完全にボケた作品が見たかった!

183 :この子の名無しのお祝いに:2006/06/04(日) 01:43:52 ID:uysplkn9
橋本忍の完全にボケた作品=幻の湖

184 :この子の名無しのお祝いに:2006/06/04(日) 03:09:56 ID:TuGtSGdc
>>180
痴呆っつーのとは違うと思うんだが >>夢

185 :この子の名無しのお祝いに:2006/06/04(日) 03:52:22 ID:XJTVjCqU
自分の考えにあてはまってもそれが真実とは限らない。

186 :この子の名無しのお祝いに:2006/06/04(日) 08:25:24 ID:MDkJhHua
3作品とも好きだけどな
8月のラストなんかいいよ

187 :この子の名無しのお祝いに:2006/07/17(月) 17:46:17 ID:jXD+Td7S
やたら評判悪いから期待しないで「乱」と「影武者」観たんだけど、
普通に面白かった。

188 :この子の名無しのお祝いに:2006/07/30(日) 04:55:33 ID:6Vp1Ok9L
上げ

189 :この子の名無しのお祝いに:2006/07/30(日) 10:10:09 ID:fP1dUe+q
「乱」なんかは「どっかの映研上がりの人間がリア王を時代劇で
やってみたいってんで映画化したんだけど、金がないから役者は
知り合いとか近所のスポーツ用品店の店主とかに声をかけ、あと
親戚に一人だけ大芝居の出来る古参の役者がいたんで、それを
主役にして撮っちゃったんだ。でも手作りでセットや衣装を
作ったんだけど頑張ってるよ。素人臭くて硬いけど、大きな
テーマに体当たりでぶつかった小品佳作だね」
などといって知らない人に見せたらぶったまげると思うが。

桂千穂だっけ。「乱を見て思ったけど、さいきんの黒澤さんって
カルト・ムービーしてません?」って言ってたのは。

190 :この子の名無しのお祝いに:2006/08/04(金) 21:33:20 ID:/9UV4/77
『まあだだよ』って全体的にはヌル過ぎて、

あんまり胸に残らなかったんだけど、

なんといっても、庵の中の香川京子が素晴らしかった。

季節は秋のシーン。

黙ってても絵になる女優って、今いないなぁ…。

191 :この子の名無しのお祝いに:2006/08/05(土) 01:14:53 ID:UWaA3zmH
そうね、いい役者がいていいセットがある。つまらない映画だけど。

192 ::この子の名無しのお祝いに :2006/08/05(土) 16:15:34 ID:90tQH4hu
温いけど、ねこ話になける・・・。

193 :この子の名無しのお祝いに:2006/08/27(日) 09:47:19 ID:2KAWXxWE
まぁ〜あだかい!

194 :この子の名無しのお祝いに:2006/09/06(水) 00:39:34 ID:674CUWNt
久しぶりに「夢」を見たんだけれど
ゴッホあたりまではなんとかぼーっと見れるんだが
そのあとの「赤富士」や「鬼」、「水車の村」の説教臭さは耐えられない・・・
ふだんからあんなリベラルな夢を見てた・・・わけないよね。

195 :この子の名無しのお祝いに:2006/09/06(水) 17:56:11 ID:G6pWczHc
「水車の村」は映像の力が説教を上回っているんで
それほど説教臭くは感じないなぁ。


196 :この子の名無しのお祝いに:2006/09/07(木) 11:54:21 ID:zdzlDsha
夢は、自分の好きなエピソードだけを繰り返し見ればいいんだと思うよ。
俺はゴッホが好きだからゴッホのところばかり繰り返し見ている。
あのゴッホが英語じゃなくてフランス語しゃべってくれれば俺の中では唯一神映画。

197 :この子の名無しのお祝いに:2006/09/12(火) 20:34:27 ID:YvcBGtl5
『夢』のDVDって公開時の予告編って収録されているの?
あれって『太陽の帝国』の音楽が使われていて
「何だかスゲー壮大な映画」と勘違いされそうな予告編だったが
LDには収録されてないのでもう一回見たいんだよね。
予告編が入っているならDVDへの買い直しに踏み切れるんだが。

198 :この子の名無しのお祝いに:2006/09/14(木) 21:31:05 ID:dj3JSWzd
保守

199 :この子の名無しのお祝いに:2006/09/17(日) 19:34:14 ID:iWNqVNrc
「夢」は、狐の話を90分位に膨らませて1作品としたほうがよかった。
残りは余録だな。黒沢の蘊蓄話や説教は、居酒屋で上司の自慢話を聞か
されるようなぬるさがあった。

200 :この子の名無しのお祝いに:2006/09/17(日) 19:42:30 ID:oB+cW34P
自分的には、狐と水車が好きだな。

201 :この子の名無しのお祝いに:2006/09/17(日) 22:11:25 ID:byqRUyJx
うん、狐はいい。
>>199
狐+αで60分でどうかな。

202 :この子の名無しのお祝いに:2006/09/24(日) 00:39:22 ID:+GTAM7FH
オチがなければトンネルもいい

203 :この子の名無しのお祝いに:2006/10/01(日) 07:42:22 ID:EUqDv0s9
黒沢の晩年の作品は一種の私小説、人生哀歌の随筆のような境地へどんどん入っていく。
どうにも億劫で「8月のラプソ」などに未だに手が伸びん。
最後に、すかっとした娯楽作品で締めて欲しかった。

204 :この子の名無しのお祝いに:2006/10/02(月) 10:15:49 ID:PYDwUmG6
「夢」は映画館の座席で、今ここで見られたことを心から感謝できた
至福の体験だった。まあ雪女はさすがにつらかったがw

黒澤は戦後すぐに双葉十三郎に「戦後の黒澤作品を見ると、一つとして
似たような題材を扱っていないのに気づく。これは彼が真の作家である
証拠であろう」と言われた人。
見ている側は「この間見て感激したものと同じような奴をもう一丁」
という感想を持っても、やってる側からすればとっくの昔に卒業した
古臭くって青臭い思い出話。宮崎駿や手塚治虫もそうだったけど、
「一度やったことはその場で全力投球・完全燃焼、すぐに新しい素材と
目標を求めて新天地に旅立つ」というのがクリエイターの信念というもの
なのでしょう。
(逆に人が切り拓いた物を、手をかけてじっくり洗練させ、熟成させる
アルチザンとしての職人魂を燃やす人も居るのだけれど、それはそれ、と
いうこと。)

だから黒澤晩年はアクションも見られなかったし、宮崎の能天気な活劇も
もう見られない。まあそれを受け継ぐのが若い世代の仕事である訳で、
宮崎の「僕は変わったんじゃない。年取っただけ。残りわずかな時間は
一番通俗が寄り付かない根源の問題をやりたい。それで、僕が根源に
にじり寄ろうとすると、とたんに昔の漫画映画の方が良かったっていう
若者がいる。若い人がなんでワーッと大笑いしてああ面白かったねって
いう映画を自分で作ろうとしないのか、その方が不思議ですね」とか、
黒澤の「ひとが一生懸命赤い色を塗ってるのに『青くないじゃないか』
って文句言われても困るんだよ」というのはやっぱり真理でしょう。
「若い時にしか作れない映画がある」っていうのは、「大人の映画は
ガキには作れない」というのと同じ意味である訳で。

205 :この子の名無しのお祝いに:2006/10/06(金) 03:48:47 ID:KaDmFEHJ
『八月の狂想曲』の吉岡秀隆と親類の女性が林の中で語り合っている時、
突然、吉岡が女性にムラムラしてしまい抱きつこうとするシーンがあったと
思うが、あれはやはりTVドラマ『北の国から』のパロディ??(オマージ
ュか?)あれには笑ってしまったが。

206 :この子の名無しのお祝いに:2006/10/07(土) 22:54:02 ID:orNFyfHH
原作にあるシーンだからそんな意図はないでしょ。

207 :この子の名無しのお祝いに:2006/10/31(火) 00:48:36 ID:bGQeU3U0
坂東め

208 :この子の名無しのお祝いに:2006/11/03(金) 06:58:56 ID:pttpKuqD
成功するほど芸術志向になったので大衆から乖離していったな。


209 :この子の名無しのお祝いに:2006/11/03(金) 14:01:52 ID:g2u8n0iX
>成功するほど

東宝は儲かったが、黒澤プロは火の車。
大衆受けする作品作っても損するだけだから
馬鹿らしくなったのさ。

210 :この子の名無しのお祝いに:2006/11/12(日) 09:01:49 ID:Nvctsz8e
最後の作品『まあだだよ』の興行成績はどうだったんでしょうかね?

211 :この子の名無しのお祝いに:2006/11/12(日) 09:39:09 ID:XiQJ4zl+
大赤字で、プロデューサは全員首が飛びました。
jmdbでその後どうなったか見てください。

ゼネラル・プロデューサー ................  徳間康快 小暮剛平
http://www.jmdb.ne.jp/person/p0312440.htm
http://www.jmdb.ne.jp/person/p0179100.htm
製作 ................  山本洋 入江雄三
http://www.jmdb.ne.jp/person/p0151300.htm
http://www.jmdb.ne.jp/person/p0319790.htm
プロデューサー ................  黒澤久雄
http://www.jmdb.ne.jp/person/p0121180.htm
アソシエイト・プロデューサー ................  飯泉征吉
http://www.jmdb.ne.jp/person/p0327770.htm
プロダクションコーディネイター ................  末弘嚴彦
http://www.jmdb.ne.jp/person/p0690990.htm

徳間、黒澤の二人はさすがにその後も安泰ですが。


212 :この子の名無しのお祝いに:2006/11/12(日) 10:24:59 ID:TArpy7Ml
馬鹿ですか?
山本洋はいまも現役バリバリ、第一線のプロデューサー。
他の人は、たまたまその時期に社命で映画部門を担当させられていただけ。
プロデューサーという名が付く人ならみんな、何か凄い責任と権限を持った存在なんだと思ってる?
映画制作について何も分かってないし、会社組織というもの自体がどんなものなのかも分かっていない。

20代はアシスタント・プロデューサー、そのあと系列出版社の営業マン、そのあと映画の宣伝マン、そのあと系列出版社で編集長なんて人もいる。
どんな映画でも、製作部の末端の人たちなんか社命で配置させられただけなんだから、責任をとらされるわけがない。
「まあだだよ」の場合は特に、そもそもが徳間康快の趣味で引き受けた企画なんだから、大映社員に責任があろうはずもない。
それに大赤字でもない。
第一、徳間康快は6.7年前に死んでるんで安泰も何もない。
死んでしまったんで、「まあただよ」同様に彼の趣味で立ち上げられた筒井康隆脚本「大魔神」の企画は頓挫してしまった。

213 :この子の名無しのお祝いに:2006/11/12(日) 10:32:19 ID:TArpy7Ml
それから、「プロダクションコーディネイター」というのは、プロデューサーじゃないよ。
昔の日本映画でいうところの「製作事務」「製作進行」。
単なる事務処理屋さん。
製作スケジュールの調整、ロケ地撮影許可の折衝、小道具借り受けの窓口などなどの役目。
現場にはノー・タッチ。ほとんど現場に行かない人も多い。
こんなのは10代の映画ファンでも知ってること。
(そういう人でも、映画によっては「プロデューサー」とクレジットされることも多い。
プロデューサーの肩書きなんて、その程度のもの)

214 :この子の名無しのお祝いに:2006/12/08(金) 09:30:55 ID:6kdPNxq4
ココ見て「夢」ってのに興味が沸いたよ。

215 :この子の名無しのお祝いに:2006/12/24(日) 22:57:03 ID:BbvBrDQ4
黒澤監督のファンが集まっている所でなんだけど、私はカラーになってからの
黒澤作品てダメだと思う。かつての、その時代にカメラを持っていって撮った
かのようなリアリズムがなくなって「乱」の合戦シーンなんてきれいな芝生の
上での戦いだったし、「夢」に至ってはなんでこんな気持ちの悪い映画作った
のかとクビをかしげた。「8月・・・」は見に行く気にもならなかった。黒澤
監督を尊敬しているだけに、晩年の作品は残念だった。

216 :この子の名無しのお祝いに:2006/12/24(日) 23:02:35 ID:8xgSorjb
黒黒か上の監

217 :この子の名無しのお祝いに:2006/12/25(月) 16:47:44 ID:KZB0uoei
>>215
じゃ、白黒時代の作品だけ見てればいいんじゃないの?
さようなら。


218 :この子の名無しのお祝いに:2006/12/25(月) 20:50:43 ID:dKAbGQVA
>>215
「どですかでん」を観ることを薦める。

219 :この子の名無しのお祝いに:2006/12/26(火) 15:24:59 ID:0rShseTE
>>215は娯楽映画が好きな人なんだよ。

白黒の黒澤が好きとか書いてるけど
「どん底」とか「白痴」は嫌いなタイプ。
そういう人が「どですかでん」を面白がれるわけないじゃん。

220 :この子の名無しのお祝いに:2006/12/26(火) 21:45:12 ID:Tgcyrj5i
>>215じゃないが、そういうのを妄想というんじゃないかね。
>>215は、「どん底」とか「白痴」が嫌いとは一言も言っていない。
「どですかでん」も既に見ているかもしれない。

「同じシェイクスピアの映画化でも『蜘蛛巣城』は大好きだが『乱』は退屈だった」という人は沢山いる。
俺自身は圧倒的に「乱」が好きだけどね。

221 :この子の名無しのお祝いに:2006/12/27(水) 16:50:38 ID:Q3zcBNHR
だよな。決め付けて批判したり糾弾したりするのはよくない。

黒澤映画は素晴らしいけれど、偏屈なファンが多すぎて、
それが黒澤の名を貶めているのに気づいて欲しい。

黒澤に入れ込んでる、惚れているってのはいいんだけれどね。

222 :この子の名無しのお祝いに:2006/12/28(木) 10:37:15 ID:beP981mY
そうだな。
攻撃的で狭量な奴が多いな。
小津スレも批判は認めない奴いるけど、
黒沢スレのは攻撃的で狭量だ。

223 :この子の名無しのお祝いに:2006/12/29(金) 01:35:03 ID:C4zux2Yc
>>219
>>221
>>222
あのー、ホストが同じなんですけど、、、、

224 :この子の名無しのお祝いに:2006/12/29(金) 16:28:21 ID:nbHsdddO
>あのー、ホストが同じなんですけど、、、、

お前にみるわけないだろ

225 :この子の名無しのお祝いに:2006/12/29(金) 23:02:46 ID:Q/j/sAoS
「乱」意外と面白かった。ピーターが意外な大役だった。

226 :この子の名無しのお祝いに:2007/01/02(火) 14:55:47 ID:liSKowCY
「乱」意外と面白かった。星一徹が意外な大役だった。

227 :215:2007/01/03(水) 00:12:40 ID:rKMsGiKy
>>220 まったくおっしゃる通りです。黒澤作品を批判すれば叩かれることは承知
の上でしたが、貴方や>>221 >>222のような方がおられて安心しました。
>>217のように「気に入らなきゃ見なきゃいい」と言ってしまったら映画評なんて
できませんもんね。

228 :この子の名無しのお祝いに:2007/01/30(火) 10:57:07 ID:QiN4XqTT
晩年の作品なら『夢』と『まあだだよ』が好きだな…。


229 :この子の名無しのお祝いに:2007/01/30(火) 16:28:22 ID:/MqCsVCE
>私はカラーになってからの
黒澤作品てダメだと思う。かつての、その時代にカメラを持っていって撮った
かのようなリアリズムがなくなって

だって、あなたのいう「リアリズム」からは離れようとして
撮った作品だからね。
カラー以前と同じような作品作ろうとしてるのに
それがうまくいってないからダメという批判ならわかる。

元々ねらいが違うのに、俺はこんなの嫌いと
言われても困るよ。

小津映画見に行ってアクションシーンがないから
ダメというのと同じだよ。
小津映画は嫌いだという「感想」ならわかるけど。

「乱」も「夢」も「八月」も大好きなんですけどね。
私は。
>「夢」に至ってはなんでこんな気持ちの悪い映画作った
のかとクビをかしげた。

幸福感に包まれて映画館を出られて幸せでした。

230 :この子の名無しのお祝いに:2007/02/11(日) 13:57:37 ID:8GeY6+bj
橋本忍さんは夢が一番好きらしいね。

231 :この子の名無しのお祝いに:2007/02/12(月) 07:32:56 ID:lmQTkzaZ
カラーではそうらしいね。
それで要らないエピソードがあるから切った方がいいって。


232 :この子の名無しのお祝いに:2007/02/12(月) 23:26:14 ID:ahA2hAex
>>231
>要らないエピソード

イーグルが.... いやなんでもない

233 :この子の名無しのお祝いに:2007/02/21(水) 19:46:37 ID:MGdZHM1l
『まあだだよ』での松村さんのビールの飲みっぷりの良さ。
これだけが印象に残ってる。

234 :この子の名無しのお祝いに:2007/02/21(水) 23:29:19 ID:yjFODy7b
まあだだよは、内田百聞に託して、黒澤が親友の本多猪四郎とともに山本嘉次郎門下生の頃の思いでやふいんきを描写したと聞いたことがある
いい話やね

235 :この子の名無しのお祝いに:2007/02/22(木) 01:18:46 ID:R/PM6CrZ
>>234
>>78


236 :この子の名無しのお祝いに:2007/02/26(月) 19:00:56 ID:Kkiy5bWT
黒澤はカラーになってからのほうがいいと思うんだけど
俺って少数派みたいだ
白黒時代は臭みが激しいと思うんだけどなぁ

237 :この子の名無しのお祝いに:2007/02/27(火) 06:00:07 ID:VFmohPmY
なれるとおいしいくさやのひもの

238 :この子の名無しのお祝いに:2007/02/28(水) 19:17:40 ID:8oqh6UOU
>>235
それも堀川の推測に過ぎないけどなw

239 :この子の名無しのお祝いに:2007/03/01(木) 06:13:48 ID:5DDiUuLF
どですかでんってもっと評価されてもいいと思うけどな


240 :この子の名無しのお祝いに:2007/03/01(木) 18:46:02 ID:07kC3425
「どですかでん」見ようと思ったけど30分いかないうちに
猛烈な眠気に襲われて見れなかった。
どこが面白いんだ?

241 :この子の名無しのお祝いに:2007/03/01(木) 19:15:49 ID:5DDiUuLF
>>240
年を取ればわかるようになるよ
負けてしまった人々へのオマージュなんだけどね
後半特に印象的なセリフや場面がいっぱい
「枯れてしまえば何の木でもないんだわ」とか
「君ぃ、プールが出来たよ」等
負けることの痛みを思い知った後で見たら泣けるよ

242 :この子の名無しのお祝いに:2007/03/01(木) 22:53:25 ID:lWEFyvBF
>>241

シンダンジンは俺だ。
早く死んで楽になりたい。



243 :この子の名無しのお祝いに:2007/03/03(土) 21:14:37 ID:fGCdvgd3
>>241
これ撮り終わってから手首切ったんだよな?
黒澤はひとことでゆーとナイーブだと思う
小津の強靭さと対照的で最初受ける印象と正反対なんだな

244 :この子の名無しのお祝いに:2007/03/05(月) 12:32:04 ID:AmbO4ZK1
乱は映画館で観て印象に残った初めての映画
荒野で彷徨う仲代とピーターの姿には
幼少時ながらどの怪獣映画にも勝る衝撃を受けた
黒澤さんは真に偉大な監督

245 :この子の名無しのお祝いに:2007/03/05(月) 13:01:13 ID:AmbO4ZK1
>>18
「乱」
カンヌ国際映画祭が1980年代の映画ベスト1に選出

246 :この子の名無しのお祝いに:2007/03/11(日) 06:14:07 ID:HuYlY46L
「姿三四郎」観た
こ、これは恥ずかしい
現代人が見たらとても見れたもんじゃない
この映画を褒めてある批評もよく見かけるけど、それは一般人の見解から遊離してると思うぞ
なにからなにまで臭い
まぁだだよと姿三四郎比べたら圧倒的にまあだだよのほうがいいと思うんだが、批評を比べたら姿のほうを見るだろうな
これってフェアじゃないだろ?


247 :この子の名無しのお祝いに:2007/03/11(日) 10:21:20 ID:3pOh8HYo
>>246
スレ違い

248 :この子の名無しのお祝いに:2007/03/11(日) 20:07:49 ID:bKogVLsg
>>53
今更で,さっきCATVでみて,このスレ見つけたんだけど,松村さん,本当に苦しそう
あの歌だって必死でびっくり。
そりゃあ老け込むだろうて

75 KB
■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています

★スマホ版★ 掲示板に戻る 全部 前100 次100 最新50

read.cgi ver 05.02.02 2014/06/23 Mango Mangüé ★
FOX ★ DSO(Dynamic Shared Object)